読後感:A Study of Scarlet
[シャーロックホームズは科学捜査の原点]
面白さ:★★★★☆
読みやすさ:★★★★☆
著者:Arthur Conan Doyle
日本では「緋色の研究(A Study of Scarlet)」として有名な、シャーロックホームズシリーズの処女作です。何十年ぶりでしょうか。初めて原書で読みました。ちなみにiPod touchを使い、無料ebookとしてダウンロードして読書した次第です。
それにしても原作は著作権切れなので無料で読める一方、日本語訳だと二次著作権が生じるために、わざわざお金を払って読む必要が発生します。(翻訳者が翻訳権を放棄するか、二次著作権が切れた古い日本語訳でない限りは)
当然といえば当然ですが、世の中の仕組みって不思議ですね。
それはさておき、ホームズは相変わらず健在でした。下記の表現など、思わず腹を抱えて笑ってしまいました。
”I had already observed that he was as sensitive to flattery on the score of his art as any girl could be of her beauty.”
“We must hurry up, for I want to go to Halle’s concert to hear Norman Neruda this afternoon.”
自信家でお世辞に弱く、その一方で音楽を愛好する繊細さを持った名探偵。現代でも十分に通用する個性です。
しかしこの年で読み直して、冷静に考え直してみると、たしかに天才ではあるかもしれませんが、随分と偏った性格と能力ですね。訳あって発達障害の勉強をしていますが、典型的な例であるような気がします。
ところで数年前に「四つの署名」等を読んだことがありましたが、あの時は今回ほど面白く感じなかったです。今にして思うと英語力不足で内容理解が十分でなかったので、あらすじ程度しか理解出来ていなかったんだと思います。自分では十分に理解出来ていたつもりでしたが。
では。
A Study in Scarlet (Oxford World's Classics)
Owen Dudley Edwards 
| 緋色の研究 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫) | |
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