読後感:Promised Land
[これぞハードボイルド?]
面白さ:★★★★☆
読みやすさ:★★☆☆☆
著者:Robert B. Parker
さて日本Google会長オススメのスペンサーシリーズ第4作のPromised Landですが、iPod touchを使ってオンラインブックで読みました。(なぜかPromised Landだけ日本住所のクレジットカードで購入可能だったので)
さすがはNWA賞とやらを受賞した作品と言うべきでしょうか。初版が出版されたのが1976年ですが、今読んでも十分に面白いです。
物語のきっかけは、亭主と二人の子供と豊かな生活を楽しんでいたハズの奥さんが失踪してしまい、依頼を受けたスペンサーが捜索に乗り出すという内容です。実は奥さんは新興宗教のような女性権利保護団体に身を投じて行方不明になったのでした。そしてその団体に関連して、事件は起こります。また一方で亭主も実は問題を抱えており、それが物語の進行に影響して来ます。なんだか、お昼のワイドショーに出て来そうな話です。
しかしお昼のワイドショー的な内容だからといって、侮ってはいけません(お昼のワイドショーも)。題名のPromised Land(約束された地)という受け身なタイトルが、いかにも他力本願な生き方をしている夫婦を象徴しているのですが、そういう人たちに独身のスペンサーは「夫婦愛とは何?」と真正面から切り込んでいきます。これは読み応えがあります。人によっては、事件に対するスペンサーの活躍よりも面白いかもしれません。
ちなみにスペンサーの手腕はさすがなのですが、ウキペディアのRobert B. Parker欄にはハードボイルド小説と紹介されているものの、この「Promised Land」にハードボイルド的な雰囲気は殆どありません。スペンサーがロマンチストであり、あちこちにジョークが散りばめられているので。古典的なハードボイルド小説を期待している人には、少し物足りないかもしれません。
大体、こんなところでしょうか。
では。
P.S.
英語は難しかったです。
| Promised Land | |
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普通…かな。
素晴しいテーゼがいっぱい埋まっている時代を超越した傑作 



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